私が小さな頃から着物に対して言われていたことがあります。
「着物の体になる」
ということなんですね。
着物に合わせた体になるということなのですが、着物って気の物というのは以前にも記事に書いたのですが、着付けって気を付ける事で、気をまとう事でもあり、自分のエネルギーを表現させる媒体みたいなもので気付けなんですね。
だから、気が崩れると着崩れするというとても面白いものなんです。
現代は洋服の体になっているので着物を着るときには補正が必要だったり、体の使い方が全く違うので着崩れしやすく着付け時に崩れないような着付けをしてくれる着付け師さんが多いですよね。
それでも若い人の中にはきた途端に崩しちゃう人も多いし、浴衣を着たらすぐに出ちゃいますよね。
着物は自分を知るものでエネルギーを知るものなんですよね。
そして自分のエネルギーを整えるもの。
整ったエネルギーで生きる事を教えてくれるもの。
チャクラの整列・チャクラをバランスよく使う
というのが着物でできてしまうんです。
しかし、現代の着物ってちょっと考え方が違うんですよね。
見た目に囚われて本来の姿がなくなってしまっている。
気・エネルギーが無視されちゃってるんですよね。
これは現代マナーも一緒です。作法・礼法というエネルギーのことが全く抜けちゃってるんですよね。
現代ってエネルギーが分からないし、思考で生きているから着物を着ている人でも分からなくなってるんですよね。
着物に合わせるんじゃなくって、自分の思考に合わせちゃってるんですよね。
マナーも現代の常識に合わせちゃって変わっていくんですよね。。。
変わるものに合わせて変化させている。
変わらないものが見えてないから大切なものが失われていくんですよね。。。
そうならない為にも、エネルギーというものをちゃんと分かってもらわないとね。
そして自分のリズムも分かるから自分を勘違いしなくて済むんだよね。
洋服って自由すぎて自分のエネルギーも自分のリズムも習得できないんだよね。
洋服だと気が整わない。
しかもチャクラの整列なんて絶対に分かんない。
着物の体になるって気を調わせた体になることなんだよね。
でも現代の人は難しいかも。。。多分何をどうしていいのかもわかんないかもね。
残して行かなきゃいけないものを残せる人がいないんだよね。。。
神経の使い方・・・ここで思考も性格も全部変わってくるんだけどなぁ
この社会がすでにファッション化されてるフィクション思考の世界だから仕方ないのかな。
リアルを生きてる人がもっと多くなればいいのになぁ