自分と繋がるという観点での話になりますが、着物を着る上で注意している事があります。
まず、自分と繋がる為に着物を着るというのは第一に「型」の習得にあります。
着物を着る時から始まり立ち居振る舞いまで「型」を維持しやすくするのが着物です。
ここで「しやすく」と書いたのは着物を着ているけど型を全く無視している人も多いからです。
あくまでも着ている人の意識次第となります。
着物を着たからと言って「型」が習得できるわけではありません。
着物をきれいに着る。きれいな立ち居振る舞いをする。
着物に合わせると自然と型が習得できますが、着物に合わせられないと習得はできません。
ここでのポイントは「着物に合わせる」という事です。
何事も上手くできるというのは「合わせる」事ができるかどうかにかかっているんですよね。
上手くできない人は自分に合わせようとしていて、いつまで立っても上手くできません。
「合わせる」という感覚を持ち合わせているかどうかで変わります。
人のパターンとして
- 自分の思考に合わせる人
- 常識に合わせる人
- 常に目の前にあるものに合わせる人
がいます。
自分のパターンはどれが多いでしょうか?
物事によってどれがいいのかは変わりますが、その場に応じて変えられているかでトラブル頻度は変わります。
着物では着物に合わせないと美しく着れませんよね。
第一に合わせるのは首と肩です。
着物を着る時からここを意識しておかないと着付けが大変になります。
また着付けの時も美しく着られますし、精神も安定します。
体と同じように精神も働きます。
着物を着る段階から体と精神の関係が分かりますよ。
まずは着物を着るという練習から始めてみてください。
上手く着れなくても感覚は掴めると思います。
ぜひ試してみてくださいね。